ノブ錠、レバーハンドル錠。
ここでのノブ錠、レバーハンドル錠とは、
ノブやレバーの中心に錠前が付いている物の見分け方を紹介したいと思います。
基本的にはノブ錠が中心となります。見分け方は色々ありますが大分類の形での紹介をしたいと思います。
円筒錠
円筒状とはノブの中心にシリンダーが組み込まれており、室内側がのノブの中心のボタンを押すことにより室外側のノブを固定することが出来ます。カンヌキののないもので、モノロック、ユニロックととも呼ばれれていいます。
一番の特徴は取り外したさい、ノブの下の扉に直径55mmぐらいの穴があり、施錠は室内側のボタンを押して扉を閉めると施錠が出来て、開錠の時は室外側の鍵を使うか、室内側のノブを回すことにより開錠します。
主にトイレ、浴室、室内錠に使われていますが、古い建物ですと玄関錠として使われているものもあります。交換は全体の交換をすることになります。
チューブラー錠
特徴としては円筒錠とほとんど見た目も機能も同じです。
外側から見ると見分けは非常に難しいのですが、違いとしては取り外したさいに、ラッチの部分が筒状になっていることです。また、ノブの下の扉に直径22mmぐらいの穴があります。
全てが同じとゆうわけではありませんが、円筒状のノブや、チューブラー錠のノブをレバーハンドルに交換するにはこのチューブラー錠を使います。
主にトイレ、浴室、事務所、室内錠に使われています。防犯的にはあまり良くないので主に室内錠に使われています。交換は全体の交換となります。
握り玉錠
握り玉錠の特徴としてはデッドボルト(ストッパーとなる突出部分)を備えた錠前でデッドボルトは、施錠(本締り)するためのボルトで、別の呼び方では「かんぬき」と呼ばれています。
ラッチ部分とデッドボルトが一体となった錠ケースを備えたノブで、ノブの中心にシリンダーを備えた錠前を握り玉と言います。
主に玄関、勝手口、倉庫、事務所、室内錠、など多くの場所に使われています。
鍵の交換は主にノブの部分の交換になります。レバーハンドルへの交換は可能です
ノブからレバーハンドルへの交換
ノブ錠をレバーハンドル錠に変えることはそんなに難しい事ではないのですが、特徴やサイズにより交換する部品の選択が難しいので出来れば専門業者に見ていただくのがいいかと思います。
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