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シリンダー錠とは、

シリンダー錠とは、

日本国内では玄関錠のほとんどがシリンダー錠です。シリンダーとは外筒と内筒とゆう二つの筒によって成り立っています。シリンダーは円筒状の形をしていて鍵を差し込み回すことが出来る部分のことを言います。シリンダーとは「円筒」とゆう意味を持っています。

 

シリンダーの種類。

シリンダーと一言に言ってもかなりの種類があります。シリンダー内にはたくさんのピンや、タンブラーと呼ばれる障害物が多数組み込まれています。

鍵を差し込む事により、これらの障害物を動かし、スプリング、ピン、タンブラーを回転可能な正位置に整えて鍵を回すことを可能にすることが出来ます。

ここではそんなシリンダーの種類を紹介したいと思います。

 

ディスクシリンダー

タンブラータイプのシリンダーとなります。ディスクとは「円盤」の意味を持っていて、円盤に近い形をしています。

子鍵の特徴としては鍵の上下に刻みがある鍵に多く存在しています。自動車の鍵もこのタンブラーシリンダーが多く使われています。

ディスクシリンダーは約20年ぐらいに「ピッキング」犯罪に最も多くの被害が確認されたシリンダーです。それまでは画期的な性能を持つシリンダーとして日本のほとんどの玄関錠に使われていました。

現在では非常に防犯性の低いシリンダーとして知られてしまい生産もなくなってしまい、防犯性の高いシリンダーへの交換を

おススメさせていたいております。

 

ピンシリンダー(旧タイプ)

「ピッキング」犯罪が発生するまでディスクシリンダーと共に玄関錠の主流となるシリンダーとして使われていました。

子鍵の特徴としては片側に刻みが彫ってあるものです。

ディスクタンブラーとは違い2本のピンとスプリングの組み合わせにより鍵を差し込むことによってピンを正位置にして鍵穴を回せるようにするシリンダーです。

ディスクシリンダーと同じく旧タイプのものは防犯性の低いもので、ピッキング被害の多いいシリンダーとして知られています。

 

ピンシリンダー(新タイプ)

「ピッキング」犯罪が発生してから改良されたシリンダーです。改良された部分はピンの部分です。

ピンは「アンチピッキングピン」と呼ばれピッキング犯罪を防止するためのもので、ピンを歪な形にすることによってピッキングを出来なくする工夫がされています。

子鍵は今までのもとと全く同じなので一般の方は見わけることはまず不可能と言ってもいいかと思います。主な見分け型としては2005年~2008年ぐらいから各メーカーが標準的に採用しています。必ずしもこの時期に交換された物がアンチピッキングピンが使われているものとは限らないので目安としてもらえればいいかと思います。

当店ではすべてのピンシンダーはアンチピングピンを使ったピンシリンダーを採用させていただいております。

 

サイドバー式ディスクタンブラーシリンダー

サイドバー方式とはディスクタンブラーに加え、サイドバーを加えることによってピッキングを困難にする仕組みのシリンダーです。

見分け的にはディスクシリンダーの子鍵と見分はつきません。ディスクシリンダー以外にも、ロタリータンブラーや、ウェーブキーなどにも使われているものがあります。シリンダー内の細工のため、子鍵、メーカーなどでの見分けは難しくなっています。

防犯性は非常に高くピッキングは非常に難しい性能を持っています。

 

ロータリータンブラーシリンダー

ディスクシリンダーの後継として開発されたシリンダーです。

内部構造は非常に複雑で上記のサイドバーと組み合わせることに事により強固な防犯性を持っております。メーカーによっては金庫と同じ素材を使っている製品もあり破壊解錠おも困難したシリンダーもあります。

非常に安価な製品もあるため扉に付いている錠前の種類によってはディスクシリンダーの交換シリンダーとしておススメさせていただいております。

 

ディンプルシリンダー

ディンプルとは「えくぼ」の意味で、鍵の表面にえくぼのうな窪みを入れたキー形状に対応したシリンダーです。

基本的な仕組みとしては、ピンシリンダー(新タイプ)と同じなのですが、違いとしてはピンの本数が3倍近くあるとゆうことです。ピンシリンダー(新タイプ)は主に5~7本のピンを使用していますが、ディンプルキーは15~21本ものピンを仕様しています。単純計算してもピンシリンダー(新タイプ)より3倍難しくなりますが、鍵の組み合わせ数で言えば、約200倍以上の組み合わせが作れるものもあります。

中には上記のロータリータンブラーをディンプルにしている物もありますが、扉に付いている錠前メーカーや種類によってシリンダーを選別されるのがいいかと思います。

当店では用途によりますがディンプルシリンダーが防犯的には最適かと思います。

 

ダブルディンプルシリンダー

基本的な構造としてはピンの中にピンが入っている二重構造のシリンダーです。

日本では主にマルティロック、ロイヤルガーディアンの2社が販売しているシリンダーです。どちらも対ピッキング性能に非常に高い物ですが、一番の特徴は破壊解錠の難しさです。

私も解錠依頼があった時はかなり困惑してしまうぐらいです。

破壊解錠を避ける方法を考えるぐらいです((笑))

 

 

マグネットシリンダー

名前のとうり、マグネットの反発を利用したシリンダーです。

現在ではキーの中にマグネットを入れた玄関錠はほとんど生産されていないのですが、カードキーや、バイクのシャッター、一部の金庫の鍵などで使われています。

玄関錠のマグネットキーは非常に見分けがつきにくいです。バイクや、金庫のマグネットキーはまだしもカードキーはマグネット以外にも非接触カードや、IC、等、カードにもたくさんの仕組みがあります。

このタイプのマグネットキーは磁石の反発を利用しているため、スプリングや磁力の寿命が短いため、早い目の交換をお勧めさせていただいております。

 

非常解錠シリンダー

主にお手洗いや、浴室、室内錠に使われています。

ほとんどがコインや、ピン(つまようじ)で開けれるもです。

見分け方は簡単で、赤と青の表示があり、鍵穴が筋だけのもの。また、筋だけ。レバーの近くにピンを差し込むための穴のあるもの。

室内錠にしか付いていないので下記のリンクを参考にしてみてください。

 

実績紹介リンク

 

サムターン

サムターンとは室内側に付いているツマミの事です。

シリンダーの反対側にはほとんどサムターンが付いております。

 

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