まずは引き戸とはどうゆう扉なのかですが、簡単に言えば、扉が左右にスライドする扉の事です。

ちなみにノブやレバーなどで扉を押したり引いたりする扉を開き戸と言います。

今回は扉をスライドさせる引き戸錠の交換工賃の相場を依然と同じく交換工賃を、出動料金+交換工賃としての価格として紹介したいと思います。

この価格は当店や、大手企業、当店の取引先などの料金を参考にして御紹介させていただきます。

戸先錠の交換

戸先錠とは引き戸の先端に付いている錠前で扉の枠に鎌状のカンヌキを引っ掛けて施錠する錠前です。

この戸先錠はほとんどがサッシメーカーのオリジナルの商品のため現状付いている錠前と、全く同じ製品しか取り付ける事しか出来ない場合が多く中には製造中止になっている物もあります。

交換は比較的簡単です。

戸先錠交換工賃の価格の相場は一カ所あたり、5,000円～10,000円（税別）ぐらいになります。（夜間料金除く）

召合わせ錠の交換

召合わせ錠とは2枚の扉の真ん中で重なり合う部分の錠前の事です。

この召合わせ部分の錠前はWEST社の基準にほとんどの会社が合わせてくださってるため非常に多くのメーカーの製品との交換が可能です。

召合わせ錠の交換は見た目には簡単そうに見えますが、非常に細かな調整をしないと正常に稼働しないため、よく部品を買ったのだけどちゃんと取り付けが出来ないとの相談を受けます。

召合わせ錠交換工賃の価格の相場は一カ所あたり、5,000円～15,000円（税別）ぐらいになります。（夜間料金除く）

中には扉自体の歪みや戸車の調整が必要なため価格の幅は非常に幅広くなります。

当店実績　　　　　　　島本町・Sさん　

　　　　　　　　　　　高槻市・Fさん　　

部品代の相場

最も判断の難しいのが部品代となります。

国産のノーマルシリンダーでしたらメーカーや型番によって料金が大きく分かれます。また、戸先や召合わせのセット商品も存在しているため料金の幅はとても比較できません。

一部の製品はオープン価格とされているものもありますが、ほとんどのメーカーは希望小売価格があります。メーカーの希望価格を中心として価格を確認してみてください。

まとめ

引き戸錠は、戸先は現状の製品と全く同じ物しか付けられないためほとんど交換工賃は変わりませんが、召合わせ錠や、戸先召合わせのセットとなると部品代や交換工賃が大きく変わる場合があります。

当店でもノーマルシリンダーでは10,000円～（手動料金+交換工賃+部品代）で交換はさせていただいておりますが、中には大きな加工を必要とする場合がありますので、無料の見積もりをしてくださる業者との合い見積もりが最も必要になるかと思います。