作業・施工内容

浴室錠の交換依頼。浴室錠のノブが動かなくなったためノブを替えてほしいとの依頼でお伺いさせていただきました。

浴室錠のトラブルは非常に大変なのですが、今回は比較的早期のトラブルだったため大事に至らずに済みました。ノブが動かなくなった原因は、湿気による錆が原因で動かなくなっていました。

今回は錆が原因でしたが、湿気のトラブルは他にもカビ、ホコリの吸着などもあります。

浴室錠の交換は同業者の間でも最も嫌がられる交換の一つなのですが、どの浴室錠も一番大変なのが「取り外し」なのです。

実績写真にもあるように錆がひどいため色々なパーツが引っ付いてしまっているため分解することが出来ず、ドリルやグラインダー、のこぎり等を使い細かく切り砕きノブを取り外さなければなりません。

今回は錆があまりひどくはなかったため、分解するための工具はあまり使わなかったのですが、錆を取りながらなんとか取り外しは可能でした。

取り外しが出来れば後は取り付け・・・とゆうわけにはいきません。

取り外しが出来た後はノブが取り付いていた部分の錆を取り除かなければいけません。完璧に取り除くのは出来ませんが、ある程度取り除き、CRC等の金属油で錆予防をしてから新しいノブを取り付けなければいけません。

新しいノブはGOAL製のULW-4Eとゆうノブなのですが、非常解錠付きの円筒錠です。

室内側のボタンを押して扉を閉めてしまっても、扉を閉めた時点で解錠され、浴室内で誰かが気を失ってしまわれた場合も、10円玉などのコインを使い簡単に鍵を開ける事も出来ます。

コインでの鍵の開け方に付いては下記リンクを参考にしてください。

リンク：作業実績　高槻市Sさん

部品代も比較的安価なため、取り付け可能な扉ならばお勧めの商品です。

さて、取り付けの準備が出来たら取り付けはとても簡単です。

取り外しには約1時間。

取付には約5分。

取付だけは本当に簡単です。できれば浴室錠やトイレ錠は７～１０年ぐらいでの交換が理想的です。

今回のようにラッチが扉内に入り込んだままでのトラブルはラッキーな方で、ラッチが出たままノブが動かなくなり、浴室に閉じ込められた方も沢山おられます。幸い私の依頼で大事に至った方はおられませんでしたが、中には閉じ込めら不安によって血圧が上がり、扉の解錠後に救急車で緊急搬送された等のお話を聞いたこともあります。

私のお客様の中でも何人かの方が定期的に浴室錠とお手洗いのノブやレバーを交換されておられる方がおられます。

みなさん浴室錠のノブのトラブル経験のある方で、その怖さと不安を経験された方です。

浴室錠とトイレは、とてもノブやレバーの故障が多いい場所なので、７～１０年ぐらいでの交換をお勧めさせていただいております。