鍵がない？鍵がないと気づいたとき、ほとんどの方がそうなのですが慌ててしまいパニックになってしまいます。そんな時どうすればいいのだろうか？警察、消防に電話？鍵屋に電話？いろいろと考えてしまいます。今回は鍵を単独で失くしてしまった事例を元に行動していて頂ければと思う行動を紹介したいと思います。

賃貸住宅にお住まいの方。

当店でも非常に多いい鍵開け依頼なのですが、まずは賃貸住宅にお住まいの方。管理会社か、オーナーさんにまずは連絡をしてください。賃貸住宅の場合は管理用として合鍵を管理会社やオーナーさんが持っている可能性もあり、鍵を開けてもらえる場合があります。

夜中や、昼間など関係なくまずは連絡を取っていただいた方がいいと思います。以前にオーナーさんが同じマンションに住んでいるのにも関わらず当店に玄関を開けてほしいと依頼をがありました。夜中だったため連絡するのを控えていたそうなのですが、結果、異変に気付いたオーナーさんが鍵を開けてくださり、難を逃れるケースがありました。

賃貸住宅の中には家賃の中に保険のようなものもあり、管理会社に連絡しても自動で夜間受付に転送してくれるサービスなどもあり、無料、あるいはお値引き価格などで鍵を開けてもらえるサービスなどもあります。

次に確認していただきたいのは、親族の方や、親しいご友人、信用の出来る方等に鍵を預けられていないのか思い出していただきたいのです。

もし、どなたかに預けられているのなら、取りに行くか、持って来てもらうか、郵便や宅配局留めにて送ってもらい局へ取りに行けば早くに対応することが出来ます。

公団住宅、分譲住宅、戸建て住宅にお住まいの方。

公団住宅は賃貸なのですが、公団住宅では鍵の管理はされておらず全ての鍵は入居者様に渡されています。同じくマンションの分譲住宅もすべての鍵は入居者様に渡されていますので管理会社では管理されておりません。戸建て住宅の分譲住宅も同じです。

まずは、公団住宅の場合は公団住宅に相談されてみることをお勧めしています、公団住宅の場合は指定業者がおられますので紹介していて頂けると思います。鍵開けが出来る業者かどうかは分かりませんがまずは相談していただければいいかと思います。

マンションの分譲住宅も同じく管理人さんや、管理会社にまずは相談していただき対応をしていただきたいと思います。中には警備会社等と連携があり鍵を預かっている場合があります。戸建て分譲住宅の方も警備会社と契約されている方は警備会社にまずはご連絡してください。

ご家族の方とご一緒にお住いの場合は、賃貸、分譲住宅等、関係なくまずはご家族の方にご連絡をしていただくようにしていただきです。当店に依頼を頂くお客様でご家族の方に気を使って連絡されない方が多くおられます。現場に伺う時間や、鍵を開ける時間等を考えるとご家族の方が帰って来られる時間の方が早い場合が多々あります。

やっていただきたくない行為。

これだけはやっていただきたくない行為があります。それはマンションや、戸建住宅の２F以上に登っていただきたくないのです。

２Fの窓が開いているかもしれないとの理由で雨樋をつたって登ったり、隣の部屋からベランダ伝いに移ったりされる方がおられます。上手くいく場合は良いのですが、安全対策や訓練をされていない方がされると大怪我をされたり、最悪の場合もあります。私の経験上ですが、現場に到着すまでにベランダから落ち、お亡くなりになられた方がおられますし、数人大怪我をされ方がおられます。

また、２Fの窓ガラスを割ってしまったがために下におられた方の目にガラスの欠片が入ってしまったとゆう事故もありました。

高所作業は私も決して行いません。どうしても必要な場合は私は十分な安全対策をして、とび職の方に依頼するか、消防職員の方に相談させていただきます。

危険行為により傷つくのは当事者だけではありません。依頼をされた方、ご家族、ご近所の皆さん、多くの方が心に大きな傷を負ってしまいます。安易な考えで危険な行為は絶対にやめてください。

最後になりますが、上記の内容をふまえたうえで、最終判断にて鍵屋に依頼をしていただくのがいいかと思います。